IT教育の専門家が大学教員に。教育と研究の最前線から、より効果的な人材育成をご提案します。

久しぶりの更新と、大切なお知らせ

ご無沙汰しております。株式会社Plus Prismの大江です。長らく投稿できておらず、前回の更新からあっという間に時間が過ぎてしまいました。

実はこの1年間、私自身のキャリアにおける大きな変化があり、その準備を進めておりました。そして、ようやく皆さまに新しいご報告ができる運びとなりました。

2025年4月より、株式会社Plus Prismの代表である私は、大阪にある羽衣国際大学の専任教員(現代社会学部 准教授)となりました。元々、非常勤講師としてお世話になっていた大学でしたが、学生たちの成長を間近でサポートすることに大きなやりがいを感じ、より深く教育に携わりたいという思いが強くなる中で、このような素晴らしいご縁をいただきました。株式会社Plus Prismの代表も引き続き続けて参ります。二足の草鞋となりますが、双方の活動が高い相乗効果を生むと確信しております。今後ともよろしくお願い申し上げます。

これまでの仕事と、これからの仕事

私は元々、ITシステム開発に携わっておりました。この分野の多くの管理職(プレイングマネージャー)の方と同様に、①システム設計・開発、②プロジェクト・組織のマネジメント、③部下の育成 が主な仕事でした。大学の教員としては、①学生の教育、②研究、③校務 が主な仕事になります。一見、大きくキャリアチェンジしたように思われるかもしれません。しかし、株式会社Plus Prismでも「IT技術の教育・育成」をテーマとしておりますので、一貫した道のりと考えております。

これまでは初級エンジニアや他業界からの転職を目指す方々を支援してきましたが、これからは未来のIT業界を担う学生たちにも直接技術を伝える機会をいただいたこと、大変有難く思っております。企業の現場で求められる実践的なスキルを大学教育に、そして大学というアカデミックな場で得た知見を企業の技術者教育に。この両輪を回すことで、より質の高い教育サービスを提供して参ります。

研究活動について

さて大学は教育機関ですが、研究機関でもあります。これまでライフワークとして取り組んできたUNIX時間の桁あふれ問題である「2038年問題」の実務的な対策の研究に加えて、新たな研究にも取り組んでいます。

今年の6月と8月には、情報処理学会の研究会に参加し、新しい研究テーマ(リスキリング研修における効果的な教育評価手法の検討)でポスター発表も行いました。この研究は、日々の学習データから受講者一人ひとりの理解度や課題を可視化し、その分析結果を翌日の研修内容に即座に反映させることで、研修全体の効果を最大化するものです。大学教員となったことで、情報教育の第一線で活躍されている研究者とのつながりもでき、この研究も他大学の先生との共同研究となる予定です。

こんなお悩み、ありませんか?

これまでの企業現場での経験で得た知見と、大学での研究からわかった最新の知見を掛け合わせ、情報技術の教育に還元して参りたいと考えております。
貴社では、このようなお悩みはございませんか?

  • 新人研修を行っているが、なかなかスキルが定着しない…
  • 現場のOJTが属人化しており、指導者によって育成レベルに差が出てしまう…
  • 若手・中堅社員に、新しい技術をどう学ばせれば良いか分からない…

大学教員としての知見も活かし、教育効果を最大化する研修プログラムの設計から、実践的な技術指導まで、貴社の課題に合わせたご提案が可能です。個人でスキルアップを目指す方のご相談も、もちろん歓迎しております。まずはお気軽な情報交換からでも結構ですので、ぜひ一度、フォームよりお問い合わせください。
(※現在、営業代行や手数料を目的とした仲介事業者様からのご連絡には、原則としてお答えしておりません。IT人材育成に直接お悩みの企業様・個人様からのお問い合わせに集中するため、何卒ご理解いただけますと幸いです。)